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歴史・いわれ |
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いちじくは、一日一個熟すから、または果実がなってから一ヶ月で熟すから「一熟」と名がついたといわれています。
原産地はアラビア半島南部とされ、紀元前より栽培が始まっていたというほど世界でも古くから食べられていた果物で、旧約聖書のアダムとイブの物語にも「知恵の実」として登場します。
日本に入ってきたのは江戸時代初め頃で、中国を経て長崎に渡来したといわれています。 |
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主な品種 |
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日本では「桝井ドーフィン」と「蓬莱柿(ほうらいし)」が品種の殆どを占めます。
桝井ドーフィンは、栽培のしやすさ、日持ち性から好まれています。
一方、蓬莱柿は、小ぶりですが甘味が強いのが特徴です。
最近では、ザ・キング、バナーネ、サマーレッドなど新しい品種も出てきています。 |
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栄養 |
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食物繊維や鉄分、カルシウム、ミネラル、ビタミンがバランスよく含まれており、特にカリウムはぶどうワインの2倍以上含まれます。その上、有害活性酸素を除去するとされている抗酸化物質のポリフェノール含有量が極めて高いことがわかっています。
果実からでる白い液には、タンパク質分解酵素が含まれ、肉などの消化を助けるため、肉料理や脂っこい料理を食べた後のデザートとして最適です。また、お酒を飲んだ後に食べると二日酔いになりにくいといわれています。 |
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